SBNRデザイン思考

 

 

「SBNR(Spiritual But Not Religious)」化が世界的に進展しています。自然との共生や、メディテーション・リーダーシップ、人徳、大義への関心など、人生の在り方や物事の本質を考え直す社会が到来しています。一方で古より継承されてきた日本人の価値観や有形無形の日本文化に対する海外からの関心も高まってきています。それに伴い、新しい視点で私たちの文化を再解釈し、そして国内外に対して分かり易く丁寧に伝え、未来に向けてのポジティブなインパクトを起こしてゆく必要性が増してきました。この様に「精神性」を軸に多様な価値観を尊重し合い、社会課題の解決に向けて共感共鳴を起こしてゆく考え方、つまり「 SBNR Design 」思考を通じてポジティブなインパクトを社会に対して創出してゆきたいと考えています。「 SBNR Design Labo 」とは、プロジェクト型の社会実験を立ち上げ、そこで得られた知見をシェアし、日本のポテンシャルを高めてゆくためのラボとして、公益の達成を目的に活動を展開して参ります。
 

XPJP inc. 
SBNR Design Labo
価値デザイナー 
渡 邉 賢 一
  
 

 
SBNRとは

Spiritual But Not Religious
"スピリチュアル(精神的)"であり"レリジャス(宗教的)"ではない

 
米国では5人に1人、欧州では3人に1人のSBNRであるとの調査があります。果たして欧米豪で進展するSBNR現象とはどんな背景があるのでしょうか。
 
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日本にとってのSBNRインパクト

海外から日本はどう見られているのか

日本への関心が高まっている背景にはSBNR現象の進展があります。特に海外における武士道や禅を筆頭とした日本文化へのシンパシーや、インバウンド観光の訪日数の拡大の理由の一つがSBNR化です。
 
Feel SBNR

 
 

 
SBNRデザインの事例

異文化同士の共感を演出する

例えばお遍路は日本人にとっては「供養」や「祈り」ですが、SBNR層にとっては「ネイチャーウォーキング」や「マインドフルネス」です。こうした感じ方の違いをしっかりと分析し、共感文脈を再編集することが大切です。そして、文化の本質性を保った上で、SBNR層が受け入れやすい表現描写を整えることが重要です。
 
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