Project_SBNR

4 issues

4つの視点

SBNRデザインのポイントは4つあります。それは「自然観」、「人徳・大義・誠実」、「ジブンゴト化」、「ポスト資本主義」です。それぞれの着眼点でこれまで2014年より社会プロジェクトを実験展開して参りました。

マインドフルネス

自らの心の在り方を問い、本質を見つめるための価値観のモノサシ作りへの関心が高まっています。共に価値づくりをし、自分ごと化し、お互いに成長してゆける関係性が重要です。

自然派思考

自然との共生こそSBNR層の特徴的な感性です。地球や大自然と人間社会のあるべき関係性を感じる機会こそがモチベーションとなります。

人徳のある生き方

徳を重んじ、大義を全うすることへの関心が高いといわれています。自らの価値のモノサシとして社会的な課題を解決し貢献をしてゆく主体性あるコミュニケーションが重要です。

精神資本主義へのシフト

貨幣経済社会が長く続く中、エクイティやキャピタルのあり方が根本的に変化してきています。人間の感性や哲学に寄り添った精神資本主義へのシフトが加速化しています。

Projects

プロジェクト

共感価値をデザインする

SBNR Design Labo は、SBNR視線を取り入れながら、日本文化の本質的な価値を伝わりやすい手法でブランディングし、双方の国際理解を進めてゆくメソッドを展開しています。重要なことはSBNR的視点と日本文化的視点の中間にある共感ゾーンをしっかりと文脈表現し、ビジュアル化してゆくことです。これまで2014年から数多くのプロジェクトと地方自治体や企業、神社仏閣、地域の方々と展開をして参りました。

Spitual KANSAI - Digest - 総集編

人は何を目指し、生きているのか。花や木や動物たちは、命とどう向き合っているのか。社会や経済が流転してゆこうとも、変わらない「いのち」の営み。旅とは、あなた自身と向き合える機会。「いのち」が進むべき世界を見つけ出そう。
Spitual KANSAI - Piligrimage - 巡礼編

人はいつからこの道を歩き始めたのか。苔むした古道。雄大な自然。先人たちの深い祈りの声に耳を澄ませて歩く。生きながらにして新しい自分に生まれ変わる道。熊野古道。KANSAI, the Spiritual region in Japan.KANSAI Japan.
Spitual KANSAI - Zen - 瞑想編

風がそよぎ、鳥がさえずり、清流がせせらぐ。全ての執着から離れ、自然の波長と一体となる時、人は自らの内側に存在するもう一人の自分自身と出会う。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。全ての感覚が研ぎ澄まされる。人が人としてあるべき姿となる。 - 禅 - 自らの心の在り処に出会うすべ。KANSAI, the Spiritual region in Japan.KANSAI Japan.

Spitual KANSAI - Kokoro - 感謝・祈り編

大昔から受け継いできたこと。祭り、伝統芸能、生活様式。人間の精神活動の全て、それを私たちは「文化」と呼んでいる。それは時として目に見えない。しかし感じることができる。先人たちへの祈り、そして地域の恵みへの感謝。悠久の日本文化に出会える地。KANSAI, the Spiritual region in Japan.KANSAI Japan.
Spitual KANSAI - Bushido - 精神編

自らの道徳心と向き合う時、人はより高みへと昇華する。「仁」とは人の情。「義」とは誠実さ。「礼」とは思いやり。「智」とは物事の本質を見極めること。「信」とは信じる強さ。「忠」とは愛する者への真心。武士道がたぎる地。KANSAI, the Spiritual region in Japan.KANSAI Japan.
Spitual KANSAI - Wabi Sabi - 侘び寂び編

素朴な古民家の佇まいの中、清らかな水が庭を潤す。互いに敬い、静かに間を保つ。調和する心。敬愛する心。清廉の心。寂静の心。和敬清寂。侘び寂びが募る地。KANSAI, the Spiritual region in Japan.KANSAI Japan.

Spitual KANSAI

SBNR戦略を柱に「スピリチュアリティー」を前面に出した関西全域の海外向けのブランディングをプロデュース。武士道、巡礼、瞑想、侘び寂び、感謝・祈り、癒しをテーマに42本の映像作品を企画制作し海外に配信。
山伏ガストロノミー鶴岡

出羽三山に伝わる羽黒山伏の知恵。お山の恵みを頂く山岳信仰の思想は世界から自然と調和をした山伏ガストロノミーとして高く評価されており、ユネスコから食文化創造都市として鶴岡市が認定されています。世界に対して鶴岡型の食の在り方を伝えてゆきます。
Feel Jingu - 伊勢神宮公式映像 -

悠久の日本の歴史を紡ぐ神宮。五十鈴川沿いの広大な神宮の森に囲まれ天照大神を奉る内宮。豊穣の神である豊受大神を奉る外宮。そして128社の摂社、末社、別宮を擁する伊勢の神宮。日本人としての心の在り方を感じる、Feel Jingu。

武道ブランディングI - 日本政府スポーツ庁 -

武士道を矜恃としたる我が国の武道。その精神性は武道の垣根を越えて同一。心技体の修練を尊び、道を極める姿を広く海外に対して展開。
お遍路ブランディング - 愛媛県公式映像 -

四国八十八ヶ所を巡るお遍路。真言宗の開祖である空海によって選ばれた修行の道。今、海外では心のデトックスやネイチャーウォーキングとして再評価されています。日本人にとって修行や供養、祈りの道であるお遍路の意義が広がる時代において、新しい視点でその価値をデザインして参ります。
ダイヤモンドルート - 福島県、栃木県、茨城県公式ブランディング

戊辰戦争時、最後まで戦い抜いた会津藩を抱える福島県、徳川家康の霊廟である日光東照宮を擁する栃木県、武の神である鹿島神宮が鎮座する茨城県、サムライの聖地である三つの県が連携し、海外向けに武のブランディングを展開。XPJP総合プロデュース。

アイランダーサミット石垣

ポスト資本主義の世界のヒントはアイランドにあり。島は地球のシャーレ。島目線で地球を眺めた時、自然環境との共生、人々とのつながり、未来の経済、多様な文化など大切なものが浮き彫りになります。沖縄県石垣島を舞台にハワイのカウアイ島、インドネシアのバリ島、イタリアのサルディーニャ島で手を組み始まったアイランダーサミット。私たちは未来について垣根を越えて話し合い、行動につなげます。
Foodscape Train

水の力を電気に変えて走る電車は大変にエコな乗り物。東武鉄道は都内から出発する私鉄の中で最も高い高度である560mに到達する電車。天然水溢れる地に向けて走る車両に料理人と共に乗り込み、大自然の食の循環を体感する旅をスタート。
TOBU NOASOBI Experience - 東武鉄道

日光国立公園を擁する栃木県。清流が湧き出し、美しく澄んだ湖の数々。光が燦々と入り輝く紅葉樹の森。四季折々の花々に囲まれ、豊富な野生動物が暮らす大地。野遊びを通じて心の豊かさを養い、感性を癒す。with Natureなライフスタイルは人々の心を満たします。

GOKAN Ehime

XPJPとGOKANによるコラボレーション雑誌「GOKAN Ehime」。SBNR目線で編集する愛媛県。釣り、サイクリング、祭り、お遍路など外国人のSBNR系クリエイターと共に全く新しい感性で写真撮影、コラム記事、デザインを起こし、出版。
The Grace of Japan, TOCHIGI - 栃木県公式ブランディング -

日本の上質な美意識が詰まった栃木県。時代の流れに左右されない本物の質が存在する地。どこまでも透き通った中禅寺湖。ダイナミックな華厳の滝、世界遺産日光東照宮など、SBNR層向けに、落ち着いた大人の雰囲気の地域資源を丁寧に表現。
Wild Fishing - 愛媛県公式ブランディング -

これまで釣りに特化した地域ブランディングが少ない中、各国のSBNR化を背景に伸びている釣りへのニーズを叶えるため、大々的に釣りブランディング。渓流から防波堤、仕立船まで余すとこなく日本の釣りのフィールドをデザインしてゆきます。

The Study of ISE - 伊勢市海外ブランディング事業 -

伊勢文化への共感づくりを目的に、米国カリフォルニア州の南カリフォルニア大学日本研究所と連携し西海岸の大学や東洋研究コミュニティーを対象としたダイアログを実施。「うみやまあいだ」、「神宮きりん」を題材に日米のSBNR視点での文化交流を実施。
SAKURA project 福島 - 福島県公式ブランディング -

福島県全域の桜をブランディング。「もののあわれ」を尊ぶ福島県の桜には会津武士道を始めとした武士の精神が宿ります。訪日外国人向けに展開をした桜プロジェクト。SBNR層にとって日本の桜の有形無形の価値を伝達しました。
サムライ・ブランディング - 剱伎衆かむゐタイアップ -

CODE of The SAMURAI。人徳の教えである武士道において師匠と弟子の関係性には特別なものがあります。地域で受け継がれる武道、そして武の祭りにフォーカスを当て、武の教えを軸とした福島県の地域ブランディングを展開しました。

ニコライ・バーグマン連携 - 福島県・栃木県・茨城県公式ブランディング -

野に咲く花々を大切にする日本文化の根底にある自然を愛でる文化。フラワーアーティストであるニコライ・バーグマン氏と共に稲穂や野草を活かしながら、花をモチーフに地域デザインをしてゆく創作プロジェクト。
会津若松市戊辰150周年公式プロジェクト - 大義編 -

江戸時代260年間のパクストクガワーナが終焉を迎える幕末期、出島外交を通じて幕府を支えたオランダ王国と、京都守護職や江戸湾警備を通じて国防を支えた会津藩。明治維新により運命が別れた二つのエスタブリッシュ。開国から150年目を迎え、オランダ王国政府と会津藩主の子孫が初めて直接明かす幕末期の大義とは。日本の未来を信じ、彼らはどう世界と国内の情勢を見極め、行動をしたのか。その大義ある決断の姿を追いかける。
会津若松市戊辰150周年公式プロジェクト - 道義編 -

江戸から明治へ、武家社会から近代化への質的な変化を支えた江戸の人間力。決して江戸時代は閉ざされた時代ではなかった。日本各地に藩校がおかれ、郷土に根ざした教育と広い視野と見識を持ち良識的な判断をする人格形成システムが出来上がっていた。日本有数の藩校として名高い会津日新館を作り出した会津藩の気風と社会規範とは何か。現代につながるヒントを探すためアメリカ人の日本学者ウィリアム・リードが旅に出る。

会津若松市戊辰150周年公式プロジェクト - 信義編

15代将軍徳川慶喜とナポレオン三世の間で交わされた軍事外交によって日本に派遣されたフランス軍人の中には戊辰戦争に関わり、青い目のサムライ達と呼ばれていた。フランスの騎士道の心を揺さぶった日本の武士道。フランス人フォトグラファーのデイビッド・ミショーは幕末の写真集を編纂する中、落城する鶴ヶ城の写真に秘められた会津武士道の物語を知る。現代に生きる武士道の姿を追い、彼は会津若松へと旅をすることになった。
会津若松市戊辰150周年公式プロジェクト - 忠義編

一夜にして朝敵となり新政府軍と対峙することになった旧幕府、会津、奥羽越列藩同盟軍。激戦を極めた日光口の戦いにて奮闘する一人の若い会津藩士山川大蔵。彼は75,000もの新政府軍が包囲する戦火激しい鶴ヶ城の城下を彼岸獅子を先頭にした隊列で高らかに通り抜ける神業をやってのける。この無血入城を支えた地域の忠義のストーリーと現代に続く継承の姿を英国人トム・ヴィンセントが尋ねてゆく。
オニタムラ - 鬼乃国 The Land of ONI -

1200年前の奈良時代、巨大国家である大和を率いる征夷大将軍坂上田村麻呂と、東北最強と謳われた豪族の長大多鬼丸との戦の歴史を追いかけてゆくアニメーション作品。都市資本主義と地域資本主義のせめぎ合い時代背景はまさに現代のポスト資本主義にも似た様相であることに着目し、世界に対してSBNR視点で地域をブランディング。